温度計と共に湿度計センサーを設置するメリット

2010年以降、日本の夏は酷暑と呼ばれるほど連日厳しい暑さを記録する日々が続きます。

新聞やニュースでは熱中症予防を喚起する注意さえもなされており、今ではエアコンは生活必需品に分類されるまでになりました。適度な室温管理をおこなうには、各自の感覚に任せるのではなく、客観的な数字という目に見える形で室温を知ることが大切です。その際に役立つのが温度計ですが、熱中症予防をするには更に湿度計センサーも備えておくのが理想的です。人々が暑い・寒いと感じる要素は温度だけでなく湿度も含まれます。

たとえ気温が35℃でも、湿度が30%であれば乾いた空気となり暑さは感じ難くなります。その反対で気温28℃でも湿度が90%だと、ジメジメと肌にまとわりつく不快な暑さとなり、熱中症になりやすい環境が生まれます。そのため、気温と平行して湿度計センサーで室内の湿度も逐一観察することが必要です。

昨今では温度計と湿度計センサーの2つの機能を備えた機器も販売されており、家電量販店やネット通販サイトで2900円程度で購入できます。設置する場合、住居内のすべての部屋に備えるのがベストではあるものの、コスト面では厳しいものがあるでしょう。そのため、家族全員が集まるリビングやご高齢の方が眠る部屋などに限定しても構いません。特に熱中症は幼いお子様とご高齢の方がなりやすいので、これらの方々を優先的に守るようにして、センサーを取り付けましょう。

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